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双六

読み方:すごろく

双六の画像

現在一般的に双六と呼ばれる絵双六〔えすごろく〕は絵を描いた紙を使い、サイコロを振って出た目の数だけコマを進め、ゴールを目指すという単純な遊びです。現在は絵双六を中心に、日本各地で遊ばれています。

意味・目的勝者になるには運次第

双六はゲーム開始から終了までが長く、運次第で誰でも勝者になれることや、勝敗が分かりやすいという特徴から、古くは賭博遊戯として遊ばれていました。現在賭博性は薄れ、子供から大人まで、誰もが楽しめる遊びへと変化しました。
現在の双六の基本となった、双六盤を土台にして遊ぶ双六は「盤双六〔ばんすごろく〕」といいます。現在は盤双六はほとんど姿を消し、双六といえば止まったマス目の絵や指示に従いゴールを目指す「絵双六」のことを指すようになりました。

起源・歴史賭博から身近な遊びに

双六の発祥地は定かではありませんが、中国、朝鮮を通り日本へと伝わったといわれています。双六はギャンブルの要素が多いことから、どの時代においても再三に渡って禁止されてきましたが、現在まで日本を代表する遊びとして受け継がれています。このことから、誰でも理解しやすく親しみやすいという双六の本質が伺えます。

道具・遊び方嫁入り道具に双六盤

盤双六は2つのサイコロと双六盤を、絵双六は1つのサイコロと絵を書いた紙を使用して行います。双六盤は盤双六の土台となるもので、紙ではなく将棋盤や囲碁盤のような木製のものです。庶民の間では姿を消してしまいましたが、一部上流階級の間では嫁入り道具として明治期まで残っていたようです。また、紙の絵盤を使った絵双六の絵は人気漫画のキャラクターや時代背景などを取り入れ、その時代時代を反映する大事な資料にもなっています。
盤双六は2名、絵双六は複数で遊びます。

コマが15個の双六

双六盤を使った「盤双六(本双六)」は双六盤に白黒各15個の駒をそれぞれの位置に配置し、交互に2つのサイコロを振り駒を進め、自分の陣に先に全ての駒を入れた方が勝ちとなります。この基本的なルールに加え、様々な細かいルールがあるので、非常に複雑なゲームとされています。
絵双六も基本的にはサイコロを振って、出た目の数だけ進みます。盤双六と決定的に異なる所は駒が1人1つしかないという事で、盤双六よりもルールは優しく、子供達でも簡単に遊べるように作られています。

■参考文献・ウェブサイト


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