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母の日

読み方:ははのひ・Mother's day
関連語:父の日

母の日のイメージ画像

5月の第2日曜日を母の日といいます。子どもが母親に感謝の気持ちをこめて、プレゼントやメッセージを贈る日です。

意味・目的母親に感謝する日

子どもが母親に日ごろの感謝の気持ちを伝えることが、この日の目的です。その手段として、カーネーションやプレゼント、メッセージカードなどを贈ります。ギフトの需要調査によると、母の日全体で動くプレゼントの総額は、クリスマスをも超えるそうです。
母の日にカーネーション贈る行事は、1908年米国シアトルの百貨店が母の日のイベントを催す際、アメリカ人のアンナ・ジャービスの活動を参考にした事がきっかけです。これにより、母の存命する者は「赤いカーネーション」を、母を亡くしたものは「白いカーネーション」を胸に付ける風習が作られました。これが慣習化し、現在まで受け継がれています。

起源・歴史母の日の始まり

1907年、米国のアンナ・ジャービスが亡き母の追悼会で母親への感謝の気持ちを表し、母親の好きだったカーネーションを参列者たちに配りました。この話を聞いたデパート経営者のジョン・ワナメーカーは、1908年5月10日に407人の子供とその母親を招き「母の日の礼拝」を行いました。これが米国全土へ広がり、1914年には議会で5月の第2日曜を母の日と定めました。
日本では、大正時代の終わりに婦人矯風会〔ふじんきょうふうかい〕が母の日を提唱した事に始まり、戦後一般に浸透しました。現在でも、子どもが母親にカーネーションを贈ったり、日ごろの感謝を示す日として受け継がれています。

行事花言葉は「女性の愛」

カーネーションの花言葉は、母の愛情、女性の愛、清らかな愛などで、母性愛を強く示します。母の日の礼拝などで参加者が胸に付けるカーネーションは、赤い花が「健在する母の愛情」白い花は「亡き母をしのぶ・亡き母から受けた愛情」を表現しています。
また、内戦と貧困に苦しむコロンビアは、カーネーションの生産量が世界一です。日本のカーネーションは8割以上がコロンビアから輸入されています。カーネーションを買うことで、コロンビアの平和と貧困の改善に貢献してみるのもいいかもしれませんね。

■参考文献・ウェブサイト


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