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おはじき

読み方:おはじき

おはじきの画像

指先を上手に使っておはじきをはじき、相手のおはじきを自分のものにする遊びです。男の子の行う「めんこ」などの攻撃的な遊びとは対照的に、室内で静かに遊ぶものなので、女の子に好まれています。

意味・目的女の子の静かな遊び

おはじきはガラス玉を潰したような平べったい形をしており、直径は12ミリ程度です。指で弾いて遊ぶことから「おはじき」と呼ばれます。古くは小石を用いたようで、「石弾き〔いしはじき〕」とも呼ばれていたそうです。おはじきを当てて取り、最終的に持っているおはじきの数で勝敗を決めるという事が目的で、男の子の行う遊びのように攻撃的ではなく、落ち着いて遊べます。遊び方の他、ガラス製おはじきの見た目の美しさを楽しめる遊びです。

起源・歴史宮廷から広まる

日本には奈良時代に中国から渡来したと言われていますが史実かどうかは定かではありません。日本では当初、主に宮廷での大人の遊びとして広まったようです。女の子の遊びとして主流になってきたのは江戸時代に入ってからで、現在のガラス製のおはじきになったのは明治時代後期になってからのことです。

道具・遊び方指の器用さが勝利のカギ

各自が同じ数のおはじきを出し合い、1人がそのおはじきを全部手に取り、床に撒き散らします。当てるおはじきを決め、おはじきとの間を小指で切ります。これは今からそのおはじきに当てるという合図で、この時おはじきに小指が触れてはいけません。また、はじいた後にもおはじきとおはじきの間を指で切る方法もあります。小指で上手く切ることができたら、自分の持っているおはじきではじいて当てます。当てることができれば、そのおはじきは自分のものになります。交互におはじきを取っていき、最後の一個になると目を閉じて、人差し指と中指でおはじきのまわりを2回まわし、2本の指を開いておはじきに触れないように抜きます。
これを、おはじきがなくなるまで続け、最後におはじきを多く集めた人の勝ちです。

※おはじきを台上に置き、はじき当てて台から落として奪い合う方法もあります。(「落とし」といいます)

■参考文献・ウェブサイト


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