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民話
読み方:みんわ
同義語:昔話・お伽話・おとぎ草子・童話・説話・お話
日本文化いろは事典では、伝説や童話、世間話などを含めた「民間に口承されてきた説話」のことを総称して民話と言います。
日本で受け継がれてきた様々な民話からは、日本の歴史的背景や世情、教訓などを読み取ることができます。
例えば、桃太郎に退治される鬼は、当時人々を苦しめていたその土地の支配者がモデルになったと言われています。民話には当時世の中に不満や恐れを抱きつつも、表向きには支配力に圧迫されて何もできなかった人々の未来への願いや希望が込められているように感じます。
民話カテゴリでは代表的な日本の昔話を紹介するとともに、民話の持つ本来の意味に触れてゆきたいと思います。
日本の代表的な昔話が数多く紹介されています。「日本文化いろは事典」民話カテゴリでは、こちらのサイトに掲載している日本語訳の昔話を、許可を得て転載させて頂いています。
岡山県内を中心に、日本全国の昔話を集めて紹介しています。
ラジオのように、インターネットで昔話を聴くことができます。
NTTドコモが社会貢献活動の一環として公開しているスペシャル・プログラムコンテンツです。「民話・昔話コレクション」では誰もが聞いたことのある昔話12話を紹介しています。
広島県の昔話を多数紹介しています。
日本民話の会の公式サイトです。
フジパン株式会社のホームページです。「民話の部屋」というカテゴリが設けてあり、各地の民話が紹介されています。
坪田譲治 新潮社 1975
日本の昔話を集めたシリーズの一集目です。
大石真ほか 学習研究社 2004
母親が幼児に読み聞かせをするための本に構成してあります。文と絵がとなりあわせに、こまおくりで展開する絵話形式にまとめ、欄外にことばの説明もついています。
河合隼雄 岩波書店 2002
日本人が親しんできた昔話を世界中の物語と比較し、その普遍性と文化的固有性を見据えて日本人の固有な文化と心のあり方を探る。
稲田浩二 講談社 1996
北海道から沖縄まで各地に伝わる代表的な昔話を土地の言葉を生かして編纂した名著であり、今こそ語りつぎたい決定版昔話集。